2021

08/03

SSP「fluct」、スマホアプリ向け動画リワード広告にて「Mintegral」とメディエーション接続開始

SSP「fluct」、スマホアプリ向け動画リワード広告にて「Mintegral」とメディエーション接続開始

~動画リワード広告配信量が拡充し、収益最大化を強化。配信比率の自動最適化も可能~

2019年6月5日
株式会社fluct 代表取締役CEO 土井 健


株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、広告配信プラットフォーム事業を展開する株式会社fluct(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:土井 健)は、運営するSSP「fluct」(https://corp.fluct.jp/product/ssp/)のスマートフォンアプリ向け動画リワード広告において、新たに中国の動画アドネットワーク「Mintegral」(https://www.mintegral.com/en/)と連携いたしました。これにより、SSP「fluct」経由での動画リワード広告配信量が拡充され、SSP「fluct」提携メディアは、さらなる収益拡大を図ることができます。

動画リワード広告とは、事前にユーザーの承諾を得た上で、動画広告を完全視聴してもらい、代わりにアプリ内で使用可能なポイントやアイテムなどの報酬(リワード)をユーザーに付与する広告フォーマットです。動画視聴の意思決定はユーザーが行うため、ユーザビリティを考慮した実装が可能で、アプリ滞在時間やアクティブ率など、アプリのKPI改善も期待することもできます。

Mintegralは、2018年12月に香港証券取引所に上場したMobvistaグループのアプリのマーケティングに特化したプログラマティック広告プラットフォームです。2018年におけるMobvistaのプログラマティック広告による収益は98.7%増で、同社の中核サービスとして業績の拡大を牽引しております。AIドリブンのプログラマティックなインタラクティブモバイル広告キャンペーンを世界中の広告主や開発者に提供し、より良い広告効果とメディア収益の向上を支援しています。「Mintegral」のSDKは、2,000以上のグローバルな開発者が手掛ける5,000以上のアプリと統合し、9億5,000万ものデイリーアクティブユーザーを抱えています。Mintegralは、2019年初めにMindworks Creative Studioを設立し、開発者向けに没入型広告の提供を開始しました。動画リワード、ネイティブ動画、縦型動画、プレイアブル広告、インタラクティブエンドカード、3D動画、VR/AR動画などの複数のインタラクティブな広告フォーマットを活用することで、eCPMの改善と収益の向上を支援しています。


株式会社fluctは、2008年からメディアの収益化に取り組んでいます。運営するSSP「fluct」は、高度なアルゴリズムによるフロアプライス設定と配信比率調整、配信面精査などを行い、17,000以上のメディアやアプリに、最適な広告配信を行っています。現在、プログラマティック広告による音声・動画コンテンツの収益最大化支援を強化しており、動画配信アプリの広告モデルによるマネタイズに特化した「fluct instream video for app」の提供や、Googleが運営するDSP「Display & Video 360」とRTB接続し、SSPとして初めて、音声コンテンツにおいても動画コンテンツにおいても、プログラマティック広告による収益化支援が可能です。また、ブランドセーフティ(※1)やビューアビリティ(※2)、アドベリフィケーション(※3)などについても、より広告主、メディア・アプリ、ユーザーにとって信頼性の高い広告取引が可能になるように取り組んでまいります。

■fluctの動画リワード広告の特徴
  1. エラー発生時の迅速な原因究明が可能
    メディエーション機能を持つ従来の動画リワードSDKでは、報酬付与が失敗した際や、アドネットワークのSDKがクラッシュした際、原因となるアドネットワークの特定が難しく、原因究明やサポートに大きな課題がありました。fluctでは、ユーザーID毎のログをハッシュ化し、一定期間保持することで、スムーズ且つ迅速な原因究明を可能にしました。
  2. 収益最大化のためのアドネットワーク配信比率自動最適化機能
  3. SDK実装時に動作確認をしたいアドネットワークのみを選択し、配信できる機能


※1)ブランドセーフティ:広告が不適当な掲載場所に表示されることによるブランド毀損を防ぐこと
※2)ビューアビリティ:広告を掲載したインプレッションのうち、実際にユーザーが閲覧できる状態にあったインプレッションの比率
※3)アドベリフィケーション:広告主のブランド価値を保護し、ユーザーが認識できる場所に広告が掲載されるよう配信をコントロールする、広告価値毀損測定の仕組み

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