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SSP「fluct」、TikTok Adsの「Pangle」と国内初のRTB取引を開始

プレスリリース

2020.03.09

SSP「fluct」、TikTok Adsの「Pangle」と国内初のRTB取引を開始

~スマートフォンアプリ内の動画リワード広告の配信量が拡充し、収益最大化を強化~

2020年3月9日
株式会社fluct 代表取締役 望月 貴晃

株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、広告配信プラットフォーム事業を展開する株式会社fluct(本社:東京都渋谷区、代表取締役: 望月貴晃)は、運営するSSP「fluct」(https://corp.fluct.jp/product/ssp/)のスマートフォンアプリ向け動画リワード広告において、TikTok Adsが運営する「Pangle」と、国内で初めてRTBでの取引を開始しました。これにより、SSP「fluct」経由でのスマートフォンアプリ内の動画リワード広告の配信量が拡充され、SSP「fluct」提携メディアは、さらなる収益拡大を図ることができます。

動画リワード広告とは、事前にユーザーの承諾を得た上で、動画広告を完全視聴してもらい、代わりにアプリ内で使用可能なポイントやアイテムなどの報酬(リワード)をユーザーに付与する広告フォーマットです。動画視聴の意思決定はユーザーが行うため、ユーザビリティを考慮した実装が可能で、アプリ滞在時間やアクティブ率など、アプリのKPI改善も期待することもできます。

株式会社fluctは、2008年からメディアの収益化に取り組んでいます。運営するSSP「fluct」は、高度なアルゴリズムによるフロアプライス設定と配信比率調整、配信面精査などを行い、17,000以上のメディアやアプリに、最適な広告配信を行っています。SSPとして初めて、音声コンテンツと動画コンテンツにおいても、プログラマティック広告による収益化支援が可能で、動画配信アプリの広告モデルによるマネタイズに特化した「fluct instream video for app」を提供するなど、プログラマティック広告による音声・動画コンテンツの収益最大化支援を強化しております。また、ブランドセーフティ(※1)やビューアビリティ(※2)、アドベリフィケーション(※3)などについても、より広告主、メディア・アプリ、ユーザーにとって信頼性の高い広告取引が可能になるように取り組んでまいります。


■fluctの動画リワード広告の特徴

  1. エラー発生時の迅速な原因究明が可能
    メディエーション機能を持つ従来の動画リワードSDKでは、報酬付与が失敗した際や、アドネットワークのSDKがクラッシュした際、原因となるアドネットワークの特定が難しく、原因究明やサポートに大きな課題がありました。fluctでは、ユーザーID毎のログをハッシュ化し、一定期間保持することで、スムーズ且つ迅速な原因究明を可能にしました。
  2. 収益最大化のためのアドネットワーク配信比率自動最適化機能
  3. SDK実装時に動作確認をしたいアドネットワークのみを選択し、配信できる機能

※1. ブランドセーフティ:広告が不適当な掲載場所に表示されることによるブランド毀損を防ぐこと
※2. ビューアビリティ:広告を掲載したインプレッションのうち、実際にユーザーが閲覧できる状態にあったインプレッションの比率
※3. アドベリフィケーション:広告主のブランド価値を保護し、ユーザーが認識できる場所に広告が掲載されるよう配信をコントロールする、広告価値毀損測定の仕組み