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SSP「fluct」、国内SSPとして初めて、LiveRamp Japanの「IdentityLink」と連携契約を締結
2020.05.28
~Cookie規制に対し、より広告主が配信しやすい環境を構築し、メディアの収益最大化支援を実現~
2020年5月28日
株式会社fluct 代表取締役 望月 貴晃
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、広告配信プラットフォーム事業を展開する株式会社fluct(本社:東京都渋谷区、代表取締役: 望月 貴晃)は、欧米の法規制や、各ブラウザで進むCookie規制の動向を背景に、運営するSSP「fluct」( https://corp.fluct.jp/product/ssp/ )において、より広告主が配信しやすい環境を構築し、メディアの収益最大化支援を実現するため、LiveRamp Japan株式会社(東京都千代田区、アジア・パシフィック統括取締役:フレデリック・ジョウブ)が提供する「IdentityLink」と、国内SSPとして初めて連携契約を締結しました。
近年、インターネットにおけるユーザーのプライバシー保護に対する関心が高まり、欧米では、GDPR(※1)やCCPA(※2)などの法規制が制定され、各ブラウザにおいても、Cookie規制が発表されています。「IdentityLink」は、データ・セキュリティやプライバシー保護において高い安全性を担保するソリューションで、今回の連携により、SSP「fluct」と接続するDSPは、Cookieを使用せず、ユーザーデータを人ベースの識別子(ID)に変換する「IdentityLink」を使用して直接取引することが可能になるため、SSP「fluct」の提携メディアは、ユーザーとの信頼を維持しながらCookieを使用せず、収益最大化の実現を図ることができます。
LiveRampのデータ接続プラットフォームは、ブランドとそのパートナーがデータを接続、制御、アクティブ化し、卓越したエクスペリエンスを提供することで、より価値のあるビジネスの成果を生み出し、マーケットシェアの維持および拡大を可能にします。LiveRampは、データのアクセシビリティ、ID、接続性、およびデータ管理責任における中核となる機能を搭載しており、データ、人、アプリケーションの接続を容易にできます。より詳しい情報については、 www.liveramp.co.jp をご覧ください。IdentityLinkに関するより詳しい情報は、www.liveramp.co.jp/our-platform/identity-resolution/をご覧ください。
株式会社fluctは、2008年からメディアの収益化に取り組んでいます。運営するSSP「fluct」は、高度なアルゴリズムによるフロアプライス設定と配信比率調整、配信面精査などを行い、17,000以上のメディアやアプリに、最適な広告配信を行っています。SSPとして初めて、音声コンテンツと動画コンテンツにおいても、プログラマティック広告による収益化支援が可能で、動画配信アプリの広告モデルによるマネタイズに特化した「fluct instream video for app」を提供するなど、プログラマティック広告による音声・動画コンテンツの収益最大化支援を強化しております。また、ブランドセーフティ(※3)やビューアビリティ(※4)、アドベリフィケーション(※5)などについても、より広告主、メディア・アプリ、ユーザーにとって信頼性の高い広告取引が可能になるように取り組んでまいります。
■コメント: LiveRampアドレッサビリティ&エコシステム バイスプレジデント Travis Clinger
SSP「fluct」のBidストリームへのIdentityLinkの実装は、デジタル広告業界全体に複数の戦略的な利点をもたらします。Cookieへの依存を減らすだけでなく、アドレッサビリティを向上させ、オフラインへの影響、効果的なピープルベースドマーケティングを強化します。これはより自然で思い出に残るユーザーエクスペリエンスを実現します。IdentityLinkで購入したすべてのインプレッションは測定可能であり、特に日々進化するマーケットの状況では、非常に大きな利点です。」
※1)「General Data Protection Regulation」の略。「EU一般データ保護規則」のこと。
※2)「California Consumer Privacy Act」の略。「カリフォルニア州消費者プライバシー法」のこと。
※3)ブランドセーフティ:広告が不適当な掲載場所に表示されることによるブランド毀損を防ぐこと。
※4)ビューアビリティ:広告を掲載したインプレッションのうち、実際にユーザーが閲覧できる状態にあったインプレッションの比率。
※5)アドベリフィケーション:広告主のブランド価値を保護し、ユーザーが認識できる場所に広告が掲載されるよう配信をコントロールする、広告価値毀損測定の仕組み。